汗をかいても毛穴はきれいにならない。


いつもお大変お世話になっております(#^^#)

今日も寒いですが、先週金曜日は寒かったですね!
でも横浜は雪が積もらなくて良かったです。
ちなみに日本で記録された最低気温は、1902年1月25日に北海道の旭川で-41.0℃!
この前の金曜日は比較的温かかったという事になります。

さて今回は、形成外科医で美容外科や皮膚科を専門にされてる女医さんなどが、
たまに著書を出されたりしてます。
前回読んだのがこちら。

んでこんかいはこちらを拝読いたしました!

どの著書もお医者さんらしく、科学的、統計的エビデンスに基づいて現代美容について語られていますので読んでて面白く勉強にもなります。

だいたいどの書も、簡単に言えばあまり有効なオプションは存在せず、いかにシンプルに済ませるか。
ただ「日焼け止めはしっかり塗っとけ!」って感じの内容がほとんどです。
本書はエッセイ風でして、最近のラノベなどよりずっと文章量が少ないです。
(ちょっと少なすぎるかなと思うくらい。)

そんな本書の中から「当たり前に知ってるよ!」って事も多いと思いますが、いくつか取り上げてみようかなと思います<(_ _)>

~肌にはいかなるストレスも与えてはならない あらゆる刺激から全力で守れ!~(本書より)

シワには「動的なシワ」と「静的なシワ」があり、静的なシワは無表情な状態でも確認できるシワの事。
おでこや眉間に刻まれた静的なシワは残念ながらホームケアで解消するのは非常に難しい。
しかし乾燥によって肌のテクスチャー上に生じた細かい「ちりめんジワ」には保湿によって解消できるものもある。

〇乾燥による小ジワに有効な保湿成分

レチノイド(ビタミンA誘導体)

角質層に対しては、ヒアルロン酸増加、表皮細胞のターンオーバーの促進、角質水分量を増加させる保湿効果がある。真皮に対しては、膠原繊維や細胞マトリックスを増やす効果がある。レチノイドの一種であるトレチノインは化粧品には配合できない成分で、医療機関でしか処方できない。

MEL-L1(ニールワン)
真皮のコラーゲンやエラスチンを分解して、シワを作る酵素を活性化させる好中球エラスターゼの働きを阻害する成分。※こちらの成分はWikipediaが見当たりませんで、その代わりというかポーラさんのプレスリリース。

ナイアシンアミド

角質層細胞間物質のセラミドの合成を促進し、バリア機能を強化するほか、血行を促進し、ターンオーバーを改善してくれる。

~動的なシワは筋肉の動きを止めない限りどんどん深く刻まれていく~
折り紙を一度折るといくら伸ばしても折り目が消えないのと同じ。
なので、能面みたいに無表情な人の方がシワができにくい、笑顔で笑って楽しく過ごしているとシワができやすい。

~毛穴の数は生まれた時から変わってない、広がっただけ~


現代の皮膚科学でも治療困難と言われてるのがニキビ跡とたるみ。
毛穴が気になりだすのは皮脂の過剰分泌、20代後半からはズバリ老化だそうです。。
毛穴パックは止めましょう!
そしてニキビが出来たら皮膚科に行ってください。
ノンコメドジェニックも覚えておいてください。

~99%の洗顔は洗いすぎ~

洗顔後に肌がパツパツに感じるようだと洗いすぎ!
皮膚にはターンオーバーがあるから多少汚れが残っても無視してOK。
寝る前にメイクだけでも落とそうと拭き取りタイプのメイク落としは最悪。
こすって落とすくらいならそのまま寝た方がまし。

~正しい洗顔は押さえるだけ~

ポイントは3つ。
・長々と洗顔しない30秒で十分、1分もかけない。
・メイク落としや洗顔料はケチらないたっぷり使う。
・鼻やおでこなど皮脂の多いところからつける。

~汗をかいても毛穴はきれいにならない~

理由は毛穴と汗腺は別のところにあるから。

サウナやスポーツ時に汗を出して体温を下げる役割のエクリン汗腺は全身にありますが、毛穴とは別の場所にあります。アポクリン汗腺は体の一部分にしか存在しません。

さてさて如何でしたか?
お肌の気になる部分、、ついつい余計に触りたくなりますよね(*´▽`*)
でも、、ガマンの子ですよ!お肌はかまってちゃんではないのです。
ただし日焼け止めは毎日忘れずに。

↑に日焼け止めのエントリーありますのでどうぞ!

~最近のサロン生け花~
~サロンからの景色~
それでは2月後半もよろしくお願いいたします<(_ _)>

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