市販のカラー剤とサロンのカラー剤の一番違うところ


アルカリカラーは製造工程など含めて、一般のカラー剤とサロンで使用するカラー剤とでほとんど差がありません。
ただ、ダメージケアを含めて周辺薬剤の充実が全く違います。
市販のカラー剤にもカラーリングを終えた直後に使用するトリートメント剤などがオマケで付いてくる商品とかありますよね。
あと、色味の設定が違いますがそこまで気にはならないと思います。
色味がなぜ気にならないかと言えば好きな色は人によって違うので、ステキなな色味だけのラインナップなど存在しないからです。こちらも参照ください。
基本的に成分が同じ(市販とサロンで)カラー剤ですが1つだけ大きく違うのがアルカリの性質です。
サロン専用カラー剤はダメージを最小限に抑えるために揮発がおおいアンモニア系のアルカリが使われます。揮発が多いことでカラーリング後、髪の毛が短時間(何も処理しなければそれでも1週間かかる)で元のphに戻るためその後のダメージを軽減できます。
一方、市販のカラー剤はアンモニア系のアルカリも一部使いますが基本的にはモノエタノールアミンなど揮発が少ないアルカリを基本とします。
これは、ニオイの問題です。染めているときのニオイを押さえることによって施術の負担を軽減するのですが、揮発が少ないためにカラーリング後の髪の毛に残留し続けいつまでもphが下がらずその後のダメージを増加させてしまう原因となります。
デフォルトでニオイの少ないカラー剤の危険なところです。

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