ホームカラーとサロンカラーで決定的に違うところはココだと思います。


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先日、ホームカラーの話になりお客様的に傷んだとのお話。
(今回はアルカリカラーに限定したお話です)

お客様「やっぱり市販のカラー剤は駄目ね~」って言っておられましたが、
基本的には、アルカリカラーは大体同じです。
勿論、アニオンのカラー剤は中野製薬だけですが。https://www.bless-glass.com/3050
カチオンのカラー剤でみた時に基本的には同じです。
なぜ同じと簡単に言えるか?それはカラー剤を製造できる工場は国内には3つくらいしかないのです。

その3つの工場で多くのメーカーが、カラー剤を作っています。

商品の価格もそんなに変わりません。
(内容量の単価)(2液も含めて)

 

ではここからは、小さな違いを並べていきます。

まずはカラー剤の「臭い」です、これはホームカラーなどのCM見てると必ずといっていいくらい臭いのアピールがあります。
これは使われているアルカリの違いです。

カラー剤のアルカリに関してhttp://www.myfavorite.bz/shinbi/pc/contents15.html

揮発がよく、毛髪内部に残留しにくいアルカリを採用するのはサロンカラー剤です。
美容師さんは、髪傷めたくないから少しでもリスクの低いカラー剤を選びます、なのでメーカーもそれに対応するのです。

一方、ホームカラーではアルカリなんて考えません、「臭いがキツイ=ダメージしそう」が普通の人の感覚ではないでしょうか?
よって、揮発の少ないアルカリ剤が選択されます。
「揮発が少ない=残留アルカリが多い」と言う事になります。
更にホームカラーではアルカリ除去など出来ません。よって​残留アルカリで髪の毛がダメージしやすくなるのです。

 

次が2剤である「過酸化水素の濃度」です。

6%を上限に5%~3%~1%とパワーを調整できるサロンカラーに対して
ホームカラーは6%オンリーです。
過酸化水素の濃度は明るさや、白髪の染まりに影響するため、一概に弱くできることが良いことではないのですが、調整できるこは安心感につながります。

 

最後がカラーリングに必要不可欠な処理剤がホームカラーでは入手しにくいということです。
これが決定的な違いだと思います。(実際入手できても使い方難しいものが多いです)

ホームカラーでも気合を入れればダメージ回避は出来ます。
なぜなら、ダメージの最大要因であるアルカリもカラーリング後に、次のシャンプーしないでずっと我慢できれば(1週間くらい^^)さすがに弱くなっていきます。
(お風呂につかって髪の毛が濡れるだけなら大丈夫です。)
2液の調整はもっと簡単で水で割って濃度を調整できます。(何を基準に調整するかは現場(美容師)の勘ですが)

でも、実際問題↑みたいな事はできませんよね?

毛髪がダメージする状況をいち早く改善し、通常の毛髪の状態に戻す作業、、、。
処理剤でアルカリを除去したり、PHを調整したり、そのほかの薬害を除去する。

あと、塗り方もありますよねリタッチメントとか。

 

サロンカラーがホームカラーの軽く8倍の価格になる理由はここにあります。

 

 

 

 

 

 

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