周囲に潜む危険な植物。


いつも大変お世話になっております<(_ _)>

先日のこちらのニュース、、悲しい(T_T)

“モコ”はアセビ中毒の可能性が高いと推測されたので、毒素を排出させる治療を進めました。それと同時に、当日同じ放飼場に出ていたラマの“ミーチョ”とヤギの“むく”もアセビを食べたことを疑い、寝室内での様子を注視していましたが当日は異常ありませんでした。

リニューアルされた放飼場にアセビの新芽が出ててそれを食べちゃった。
ちなみにこちらがアルパカのモコちゃん。

~有機農法はなんでもありがたいというわけではない~

ちょっと話がそれる感じもしますが、結構大事かなと思うのが以下の部分です。

「健康的だと思われているけど実は不健康な食品て何ですか?」の回答

有機野菜ですかね。
特に虫のついている野菜。
虫がついている野菜は農薬を使っていない証拠だとありがたがるなんて、
なんて愚かな、、、
植物は虫が付くとそのストレス及び、虫への自衛手段として毒(植物性アルカロイド)を生成し、苦くなります。
これを食べると、肝臓、腎臓にダメージを与え、時には回復不能なダメージを与えます。
また、虫はついていなくても、うまく発酵していない有機肥料などは亜硝酸分が多すぎて
妊婦にとっては堕胎の可能性を上昇させるなど、危険性が高いです。
特に妊婦は有機野菜は避けられたほうがいいのですが、あまり知られていません。Quora

植物は移動ができないために自らの抗酸化力や毒性をあげて自衛しないといけないわけで、
過保護に育ててあげないと食べにくい部分があるんですね。

そういう事なので、自生してる植物はだいたい毒性が強いわけですが、
身近にあるちょっと意外かなと思われる毒植物をざっと見ていきたいと思います。

スズラン

個人宅の庭などで普通に見かけますね。

強心配糖体コンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)、コンバロシド (convalloside) などを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。摂取した場合、嘔吐頭痛眩暈心不全血圧低下心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。
北海道などで山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られる。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、上野正彦著「死体は語る」には、五歳の子どもが枕元に置いてあったスズランの活けられた花瓶の水を飲み死亡した例が書かれている。

活けた花瓶の水を猫ちゃんとかが誤って飲まないように注意です!

ポトスも全草に毒が、

目に入ると結膜炎、口に入ると口内炎などおこす。
その他の観葉植物ではモンステラ・アンスリウム・カラー・ポインセチア・クワズイモなどメジャーどころのお花にもガッツリ毒がございます(;’∀’)

~公園などでよく見かける植物では~

アジサイ

葉や花、茎などに毒があります。花や葉を料理の飾りにし、それごと食べて食中毒を起こした例があります。アジサイを切り花で使う場合は、口にしなければ大丈夫です。



スイセン

全草に毒があります。
特に球根に毒成分を多く含み、誤って食べると食中毒を起こし、最悪の場合死に至ります。平らでまっすぐに生える葉をニラと間違えることがあります。また球根をノビルと間違えて食べてしまう例があります。
花の時期を過ぎ、葉だけになる4月~11月に誤食する事件が毎年起こっています。
切り花で使う場合は、汁液が付いた時は、流水でよく洗い流せば問題ありません。ゴム手袋を着用するなど対策をすればより安全かと思います。

公園で見かけるその他の植物では、チューリップ・イチョウ・ヒガンバナなど。

~普通に食品だけど~

青梅

果実は一般に加工して利用されます。しかし、未熟な果実や種の中心の部分には毒成分があります。生の梅は、梅酒や梅干しつくりのため身近にありますので、子供が食べないように十分注意する必要があります。

その他は、芽の出たジャガイモ・野生のモロヘイヤ・銀杏・白いんげん豆などがあります。

~最近のサロン生け花~

~サロンからの景色~

最近お天気がすぐれませんね(; ・`д・´)ゴールデンウイークは良い天気になって欲しいですよね。
4月もあと数日、、5月も宜しくお願い致します<(_ _)>

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