年齢と共に蓄積される有害ミネラルは末端の血流を阻害する、薄毛と白髪の原因です!


前回のエントリーでも書かせて頂きましたが、
食事などから有害な物質をある程度口にしてしまうのは今の時代、多少仕方ありません。
なぜ有害ミネラルは体に蓄積されていくかと言えば「必要ないから」です。
逆に必須ミネラルは体内でどんどん消費され減っていきます。
現代の食生活では必須ミネラルは常に不足しがちで、
一方有害ミネラルは口に入れる機会も多く体内に取り込んだら排出は中々されません。
ミネラルはもともと体内に吸収されにくい成分ですが、
加齢によってさらに吸収率が減少することが指摘されています。
たとえば亜鉛の吸収率は20代で35%ですが、
60~70代になると17%にまで減ってしまうという報告があります。

そして体にとって不要で有害な物は、局所的に溜まり血流などに影響をあたえます。
血流を首都高速で例えると。
休日の深夜、何もイベントがなく景気も悪く、トラックもまばらでスイスイ走れる状態に対して、
血流が悪い状態とは、湾岸が出来る前の昼の横羽線で10台以上絡んだ玉突き事故、先頭はタンクローリーが炎上して、もう手の施しようがない位の差がついてしまうらしいです。

発毛専門リーブ21と近畿大学の調査では、

近畿 大学とリーブ 21 は、これまでに女性の脱毛者と非脱毛者の毛髪中ミネラル量を分析し、
脱毛者 の方が有害ミネラルの蓄積量が多い傾向にあることを発表いたしました。
そして今回、新たに 男性脱毛者 2,646 名についても解析し、
男性女性ともに脱毛者の毛髪では有害ミネラル の蓄積量が多い傾向にあることを発見いたしました。

スカルプDのアンファー

抜け毛の多い人の毛髪を調べた結果、
健常者に比べて髪に含まれる有害ミネラルの量がかなり多いということがわかってきました。
必須ミネラルが抜け毛や脱毛の補助となる一方で、
有害ミネラルが体内に蓄積されると、血流が阻害されるなど脱毛の原因になってしまうのです。
歯科治療の詰め物やメッキ加工のアクセサリー、
アルミ製の調理器具など、微量ではあっても有害ミネラルは日常的に体の中に入ってきてしまいます。
これを完全に防ぐことはできませんが、
デトックスやキレートといった毒抜き方法で有害物質を排出することは可能です。
簡単にいえば、各種ミネラルやビタミン類、
キレート(にんにくやたまねぎに含まれる含硫アミノ酸)などを摂取することで、効果的に有害物質を体外に排出する方法です。
もともと体内のたんぱく質を髪の毛にしてくれる「亜鉛」には、有害ミネラルを体内から排出してくれる働きもあります。

僕は偶然2年前に興味本位から毛髪ミネラル検査を受けていました。
髪の毛の根元部分を切り、パックして送ると3~6ヶ月以内にどのような有害ミネラルに暴露されたを調べることが出来ます。
僕の予想では水銀は多めだろうと思っていました(魚好き)。
結果は下の写真のように、アルミ・カドミウム・砒素など、ほとんど中程度まで蓄積している始末。
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さらに、鉄と亜鉛が足りないという典型的なダメダメ型。
細胞の新陳代謝に必要な「亜鉛」や、酸素を運ぶための「鉄分」は重要な存在です。
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そんな体の中を髪の毛から知る事が可能な「毛髪ミネラル検査」をブレスグラスで出来るようになりました!
カットと一緒に行う場合は7560円、検査だけだと8640円で個人で購入するよりも全然お得です。
一年~二年に一回受けられると良いのかと思います。
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〇それではここで有害ミネラルがどういった経路で体内に入ってくるのか?(どんな物を食べると良いか?)
蓄積するとどういった症状が起こるのか?簡単ですが書き出してみたいと思います。
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まずは有害ミネラルから

カドミウム Cd

イタイイタイ病の原因となった公害物質として知られ、生活環境では燃料(石油)などの燃焼による排出が一般的。
喫煙者は非喫煙者よりカドミウム濃度が2倍近くなるとの報告もある。内分泌攪乱作用も疑われている。
~汚染源となり得るもの~
タイヤの摩耗粉塵・排ガス・タバコ・井戸水・ハンダ・石油・石炭・カドミウム蓄積の多い土壌の作物(米)
~過剰蓄積による疾病や症状~
腎臓障害・骨粗しょう症・骨軟化症・貧血・血圧上昇・神経過敏
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水銀 Hg

水俣病などの水銀汚染は有機水銀(メチル水銀)が原因。
生活環境で摂取する有機水銀の大部分は魚介類に由来する。
歯科の治療で(最近は使わないらしい)アルマガムから無機水銀(金属水銀)の摂取も、
近年ではアトピー性皮膚炎との関連が指摘されています。
~汚染源となり得るもの~
大型回遊魚・深海魚・歯の詰め物(アルマガム)
~過剰蓄積による疾病や症状~
消化機能異常・腎臓障害・中枢神経障害
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鉛 Pb

鉛による中毒として、過去におしろいや有鉛ガソリン、船舶の塗装などが問題になる。
鉛は酵素の働きを妨げ、造血機能を阻害します。
子供の脳の発達に影響をあたえることが指摘されています。
また、外国製の白髪染めに鉛が含有している製品あり!要注意ですよ!
~汚染源となり得るもの~
昔に敷設されてそのままの鉛水道管・ハンダ・外国製の白髪染め・印刷インク・タバコ・排ガス・塗料・大気汚染・アクセサリー
~過剰蓄積による疾病や症状~

ヒ素 As

有機ヒ素よりも無機ヒ素の方が有毒性が強いと言われ、
無機ヒ素化合物は、皮膚や肺に対し発がん性が報告されています。
海藻類から摂取されるヒ素の大部分が有機ヒ素化合物として含まれているため問題ないと言われていますが、
過剰摂取は控えた方が無難。
~汚染源となり得るもの~
残留農薬(野菜・果物)・井戸水・温泉水・海藻・魚介類・排ガス
~過剰蓄積による疾病や症状~
色素沈着・皮膚角化症・皮膚がん

ベリリウム Be

平成11年度、改正大気汚染防止法で、低濃度でも長期的暴露により健康に影響を及ぼす恐れがある有害大気汚染物質として指定。
DNAの複製阻害、肺がんをもたらす可能性がある。
~汚染源となり得るもの~
大気汚染・電子機器
~過剰蓄積による疾病や症状~
呼吸器障害・皮膚障害

アルミニウム Al

軽量で加工しやすい。幅広く利用されているため身の回りにあふれています。
アルミ缶、アルミホイル、食品添加物に使用されてもいる。(膨張剤・着色料)
調理器具や保存容器からの摂取が多いとされる。
~汚染源となり得るもの~
調理器具・アルミ缶・アルミホイル・タバコ・水処理剤・制汗剤・酸性化した土壌・ワクチン・リンゴジュース・ベーキングパウダー
~過剰蓄積による疾病や症状~
腎臓障害・透析脳症・骨軟化症(アルミニウム制酸薬長期服用)

〇次に有害ミネラル対策のための栄養素・食品など、毒性軽減と排泄促進のための食品
(記載されている魚は水銀が少ないので魚好きの方にオススメ)
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有害ミネラル毒性軽減

~ミネラル~

カルシウム アーモンド・ごま・ピスタチオ・鰺・わかさぎ・ししゃも・干しエビ・菜の花・にら・モロヘイヤ・凍り豆腐・小松菜・切り干し大根・わかめ・あさり・昆布・のり

マグネシウム アマランサス・小麦胚芽・カボチャの種・ごま・小豆・きな粉・いわし・牡蠣・えび・のり・アボカド・ドライフルーツ(プルーン・イチジク)・ココア

亜鉛 ハトムギ・そば・ライ麦・緑豆春雨・ごま・ピスタチオ・松の実・エンドウ豆・がんもどき・牛肉・いわし・しらす干し・わかさぎ・さけ・牡蠣・小松菜・まいたけ

セレン そば・ブラジルナッツ・ごま・牛肉・鶏ささみ・いわし・わかさぎ・うなぎ・きす・さけ・さんま・ます・ししゃも・たらこ・あさり・ほたて・たこ・昆布

 小豆・凍り豆腐・そら豆・カボチャの種・アーモンド・しらす干し・牡蠣・あさり・小松菜・しそ・モロヘイヤ・切り干し大根・きくらげ・のり・昆布・わかめ

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~ビタミン~

ビタミンB6 小麦胚芽・銀杏・ひまわりの種・きな粉・さんま・さけ・のり・鶏肉・にんにく・ししとう・かぼちゃ・バナナ

ビタミンC ブリッコリー・ゴーヤ・カリフラワー・小松菜・かぶの葉・じゃがいも・イチゴ・キウイ・オレンジ・緑茶

ビタミンD さけ・身欠きにしん・さんま・きくらげ・しいたけ・しめじ・ひらたけ・えのきだけ・マッシュルーム

~イオウ化合物~

メチオニン・シスチン さけ・いわしなど魚類・牛、豚など肉類・乳製品・卵類・小麦胚芽・胚芽米・トウモロコシなど穀類

硫化アリル にんにく・にら・玉ねぎ・らっきょう

イソチオシアナート 大根・かぶ・わさび・キャベツ・ブロッコリー・はくさい・チンゲン菜・貝割れ大根・ケール

有害ミネラル排出促進

~食物繊維~

水溶性食物繊維 ライ麦・オートミール・ごま・きな粉・いんげん豆・こんにゃく・昆布・もずく・寒天・トマト・枝豆・さつまいも・ブロッコリー・みかん・もも・キウイ

不溶性食物繊維 押し麦・小麦胚芽・大豆・おから・納豆・栗・アーモンド・落花生・小豆・切り干し大根・ごぼう・菜の花・にんにくの芽・しいたけ・エリンギ・干し柿

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有害ミネラルに対抗する体内環境整備

~腸管機能~

発酵食品 醸造酢・みそ・しょうゆ・酵母パン・塩辛・キムチ・漬け物・アンチョビ・納豆・チーズ・ヨーグルト・発芽玄米

オリゴ糖 玉ねぎ・ごぼう・きな粉・バナナ・はちみつ・ガラクトオリゴ糖・フラクトオリゴ糖

~肝機能~

クロロフィル 小松菜・ほうれん草・しそ・ケール・ピーマン・にら・ブロッコリー・玉ねぎ・緑茶

タウリン さざえ・とこぶし・ほたて・あさり・いか・たこ

ムチン 山芋・里芋・オクラ・モロヘイヤ・なめこ・じゅんさい

リグナン ごま・ごま油

クルクミン カレー粉・うこん

有害ミネラルから細胞を守る

~フィトケミカル~

ポリフェノール ブルーベリー・イチゴ・ぶどう・なす・しょうが・セロリ・パセリ・ピーマン・赤ワイン・ココア・緑茶・そば・大豆

カロテン にんじん・トマト・赤ピーマン・赤唐辛子・ほうれん草・さけ・えび・スイカ・パパイヤ・マンゴー・みかん

テルペン セロリ・しょうが・しそ・ローズマリー・レモングラス・ミント・ブラックペッパー・高麗人参・柑橘系の皮

β-グルカン しいたけ・まつたけ・ひらたけ・しめじ・なめこ・エリンギ

 

オメガ3系脂肪酸 あじ・さんま・いわし・ししゃも・ます・しそ・えごま・しそ油・あまに油・えごま油

 

以上、有害ミネラル対策でしたよ~如何でしたか??
グリーンカーテンが順調に成長中!今年の夏もゴーヤちゃんを沢山食べてビタミン補給です!
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