面白い記事です。


免疫美容パトラさんからシェアです。

題して「顔の悲劇」 皮脂についてのお話です。

 

顔だけなぜか?

毛穴が目立つ。角栓が詰まってザラザラする…なぜか顔だけ?

一番大事な顔だけに、なぜこのような現象が起こるのでしょうか。

 

そもそも皮脂は何のためにあるのでしょう。

皮膚の潤いに貢献していない割に皮脂は、角栓やらニキビやら脂漏性皮膚炎やら、

やっかいなものをやたらと作ります。

 

皮脂の役割は、皮脂腺の構造をみればすぐにわかります。

皮脂腺は基本的に毛穴にくっついています。それは、皮脂が毛のためにあることをいみしています。

 

動物の毛は、雨でぬれてもずぶ濡れにはなりません。それは、皮脂が毛をコーティングしているからです。

皮脂が雨をはじくので芯までびしょ濡れにはならず、これは自然界で生きるためには好都合なことです。

 

細い毛穴の中で皮脂は毛を伝わって出てきます。そのまま毛の先端まで伝わっていき、毛をうるおし、雨からまもっています。

皮脂が個体に近くても外までうまく出られるのは、毛があるからです。

コップに水を入れて、ごく細いガラス管などを立てると、そこを伝わって水が上に上がっていきます(毛細管現象)

皮脂は毛を利用した毛細管現象によって外まで出ます。

 

一般的に人体においては太い毛には大きな皮脂腺、細い毛には小さな皮脂腺がついています。

 

例外が顔です。

動物からの進化過程において、顔の毛はほとんど退化してしまい、なぜか肥大化した皮脂腺だけが残りました。

一緒に皮脂腺も退化すれば問題なかかったのにどうも進化の過程にエラーがあったようです。

ちなみに頭皮の場合は、皮脂腺もおおきいが毛も太いから、毛細管現象で正常に働き、毛穴が詰まることはほとんどありません。

 

このように顔の毛穴はとてもバランスが悪いです。皮脂は元来、毛のためのものですから、肌にとってはトラブルメーカーになり、

過剰になるとニキビなどを起こすことにもなります。

分泌されて時間がたった皮脂は酸化されて、肌老化の原因にすらなります。

 

よって朝晩の洗顔で皮脂はある程度落としたほうが良いのです。

 

 

とまぁ、こんな感じの内容なんですがなかなか勉強になりますよね!

 

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