空気で染めるとはどういうことか?


いつもお世話になっております!
明日は雪らしいですね。。。積もりませんように。(明日、、暇だな、、、w)

世の中には献金、献本、献花など色々ありますが、僕は時々「献薬」?「献品」?頂きます。
ようするに市販のカラー剤などを貰って、このカラーはどう?
みたいな感じで人柱になってね!と言われる訳です。(ありがたい事です)

今回はちょっと違って、初回のカウンセリング時に「カラートリートメントでも痒くなった」とのお話からカラー選定で結論出すのに迷走してしまったT様に、「使わなくなったそのカラー剤良かったら下さい」とお願いしたのです。

カラートリートメントなどで頭皮に不具合が起こる場合は、カラー選定のオプションがぐっと狭まります。
しかもどんなカラートリートメントなのかさっぱりわからない場合が最近は増加傾向ですw
もちろん、お客様は自分が使ったカラー剤がどのようなタイプのカラー剤かはわかるはずもないので、状況から判断するわけです。

T様の場合は、どーもカラートリートメントではなさそうな染まり方をしてたのですが、大事をとって一番問題なさそうなジャンルのカラー剤を選択して染めました。その後パッチテストなどの結果からジアミンアレルギーだと判明しましたので、初回に出来れば使いたかったカラー剤に変更して今に至ります。

で、頂いたカラー剤のうたい文句が「空気で染める」というものです。

空気で染める、、なんとも自然な感じの印象を受けます。
メーカーさんディスるつもりはないんですが、ちょっと誤解が生まれやすい表現じゃないかと思うんですよね。
こちらがそのカラー剤。

裏には有効成分書いてますし、毎回パッチテストなど行う旨の表記ありますから、
カブレても自己責任なのですが、毎回パッチテストはね、、実際できませんよね。
webには長ーいLPがあります、一番下に全成分表示があります。(そのちょっと上にジアミン使ってますと書いてあるんですが、親切心なのか防衛のためなのかわかんないです)
てか有効成分見たって普通の人はわかりませんよね。

過酸化水素を使わない(2剤を使わない)脱色剤フリー空気で染める泡タイプのワンステップカラー
アルカリ剤(膨潤効果)も入ってないし天然植物エキスをたくさん入れていてイメージが良いですし、実際髪にダメージをほとんど起こさない仕様です。

んが、空気酸化発色は文字通り「空気中の酸素で酸化させる」わけなので酸化が起きにくいです。
過酸化水素を使えば、染料の近くに酸素が沢山ある状態になるため少ない染料でも発色させることが出来ます。(だけどちょっとダメージしやすくなる)
しかし空気酸化で発色させようとすると比較的沢山の染料が必要になります。
ブリーチ効果はゼロなのでカラーしてる時にヒリヒリするなどの悩みの方には悪くないカラー剤だと思います。

そんなところで、実際にテストしてみようと思います。
知らない方の方が圧倒的だと思いますが、僕は重度のジアミンアレルギーです。

カラー剤を肌に塗布した状態。

スプレータイプのカラー剤は操作性が抜群ですね、ゴミ捨てが大変ってくらい。
何も考えなくて良いので楽チンです!

20分放置して流してから、、(カラーで汚れてるだけ)

その後パッチテストの事をすっかり忘れてしまいました\(^o^)/
次の日、外歩いてるときになんか腕が痒いなと、、なんだろー?ったとこで思い出しました~!
とりあえず気が付いた時点ででパシャリ。

念のために家帰ってもう一度撮っておきました。

10日経った後ですがまだ残ってはいますね、ですがほとんど何も感じません。
(10日でこれだと軽傷です)

結論的には、空気で染めるという事は酸化染料を使っているという事です。
その場合はやはり高確率でジアミン系染料が含まれると思います。
しかも量も多くなりやすいという事でジアミンアレルギーの方は絶対使ってはいけません。
※パッチテストの時に、泡で出てくるカラーを肌にフワッと乗っけただけだったので、
めちゃくちゃカブレるって程の結果にはなってないのですが、乗っけた泡をギュッと肌に押し付けたらもう少しダメージが大きかったかもしれません。

~最近のサロン生け花~
マンサク・フリージア・ニゲラ・アネモネ・シラカバ です。
~サロンからの景色~


いつもながら夕焼けってきれいですよね!

~焼き芋在庫情報~w


結構好評でしてwすでに半分近く無くなったようにも見えますね!
美味しいですw





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