髪の寝ぐせ直しのポイント


まず、寝ぐせを最小限にとどめるためには、
夜お風呂から出た後にしっかりと乾かしておくことです。
夜に20分掛けてしっかりドライして、朝5~10分で直すか、
夜は5~10分で簡単に済ませて、朝20分掛けて直すか?
好みになるとは思いますが…朝はとっても忙しいですよね。
なぜ、よく乾かしてから寝ると朝が楽なのかと言いますと、「水分」が関係しています。
寝ぐせを直す時は「水分」つけますよね?
場合によっては完全にウエットしてそれからまた乾かします。
要するに、髪の毛は水分が沢山着くと「寝ぐせや」「コテで巻いた髪」「ブローで作った髪形」を元に戻すことが出来ます。
逆に言うと、水分が残っていればそのままお布団の中でぐちゃぐちゃになったまま乾いて凄い寝ぐせを作ります。

髪はドライヤーやコテなどで水分を飛ばすとその形でロックされ、また水を足せばそのロックは外れて次に乾かされた形へと変化します。
これは髪の結合の一つである「水素結合が関係しています」

※補足(ウエット状態でも消えないクセは「s-s結合」が関係しています。)

では朝の寝ぐせ直しのポイントですが、一番強くクセが付いているところに水分をつける事です。
一番強くクセが付いているところは枕に
おさえつけられている根元のほうです。頭の重みと寝汗などで水素結合のロックが緩むからです。
なので、強い寝ぐせは根元を濡らすようにしてください。
毛先のハネが気になるときも根元に問題があることのほうが多いです。
(まれにほんとに毛先だけ寝ぐせが付く時もありますがレアなケースです)

毛先だけ水分たしてクセを直そうとしても「その毛先のクセは根元がつぶれて起きているクセ」の可能性大です。

 

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